1/18 映画『愛を読むひと』を観た感想

 映画『愛を読むひと』を観ました。ポスターは知っていましたが、実際に配信で鑑賞したのは、初めてでした。

 ほぼあらすじや、前知識なしの状態観てしまったのですが、当時30代前半だったはずのケイト・ウィンスレットという女優さん(もちろん、映画『タイタニック』の!)が、所謂おばさんで、若い子とのラブ・ストーリーを演じているということに、
驚きました。さらに、物語の中盤以降は、実は、元ナチスの収容所の看守であった、という設定に度肝を抜かれてしましました。アカデミー賞主演女優賞はこの様な演技に贈られるんだと、心から納得をしました。映画にいろいろな”悪人”は出てきますし、原作は『朗読者』という、有名な本ですが、この様な人物を演じることは、勇気がいることだったでしょう。

 細かい描写や人物の内面がより知りたくなったので、原作を読んでみようと思います。

 

 

 

 

ただの派遣社員が『もし高校の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を読んだら

 実家の片付けをしていたら、妹が読んでいたらしく、ちょうどドラッカーに興味があったので、読んでみました。いつもBOOK OFFなどで複数冊置いてあるなー流行った本なのだなーと思っていました。

 読んでみて、結論、面白ろかったです。

 それは、過去の自分の体験と本の内容がなんとなく結びついたからです。

 この本は、経営で成果を出すための手法を書いている、ドラッカーの『マネジメント』という本を参考に女子高生が野球部を”マネジメント”する話で、(日本の部活マネージャーは、必ずしも企業や事業のマネジメントをすると同義ではない。)それによってどう野球部が変化していくかを物語として描いています。以前、働いていたそれほど大きくない会社で、外部から社長がやってきたのですが、その社長が就任して早々社員全員と面談を始めました。

 社内の問題を洗い出すという目的だったと思いますが、なんだかテクニカル的な部分を感じました。この本でも、まさに、社員全員を顧客と考え、マーケティングをするという意味で、野球部員全員と面接をするということをしていました。外部から社長に就任するような人は、アメリカのMBAを取得している様な人だと思うので、こういうことだったのだと思いました。

 その社長は、比較的すぐ辞めてしまったので、あまり効果がなかったというのが、おちなのですが。テクニックだけで上手くいくとは限らないという例かもしれません。